関西大学 ビジネスデータサイエンス・留学生
ぶつかった壁
「日本語の会議で、みんなの意見がよく分からなかった」
どう越えたか
「みんなに、発言を文字で書いてもらうようにしました」
留学生と日本人学生がほぼ半々のチームを組み、外食企業のメンターと向き合いながら、5か月をかけて提案をつくり上げました。約200名がエントリーし、大学・大学院の部では105名が10月9日の最終発表会まで走りきりました。
数字で見る「宴」2025 ── 完走した105名のうち64名の振り返りアンケートから
日本人学生 51.6%、留学生 48.4%。京都大学、大阪大学、神戸大学、大阪公立大学、同志社大学、関西学院大学、立命館大学、関西大学、法政大学などから。
「お金を稼ぐための手段」から「社会課題を解決する手段」「お客様の笑顔を生み出す活力源」へ。
理由の上位は、実践的な課題解決、グローバルな協働経験、社会人メンターの実務視点。
90%が「メンターはこのプログラムに不可欠」と回答。
企業側から見れば、優秀な学生との接点と採用ブランディングの機会。
自己評価の平均。困難を乗り越える力(レジリエンス)は 8.1。
5か月の流れ
ブロックチェーンによる活動ポイントを導入。平均獲得は40ポイント、最高は70ポイント超。85%の学生が「ポイントが活動意欲につながった」と回答しました。
「主観的な『頑張り』が客観的なデータとして残ることで、自己効力感が高まり、次の挑戦への原動力になった」
参加学生の振り返りより
主催:一般社団法人Transcend-Learning
共催:一般社団法人大阪外食産業協会
プレミアムパートナー:エターナルホスピタリティグループ、グルメ杵屋
パートナー:三井住友銀行、大起水産
チームでの作業、研修、企業の会場でのセッション。留学生と日本人学生が同じテーブルで手を動かします。
10月9日、最終発表会の記録
ポスターを前にした発表と質疑、チームごとの表彰、閉会のあいさつ。写真はご本人の許可を得て掲載しています。
「仕事」の見方が、こう変わった
振り返りアンケートの自由記述を整理したものです。
つまずいて、それでも続けた記録
振り返りアンケートに、本人が書いた「壁」と「乗り越え方」です。読みやすさのため表現を一部整えていますが、内容は本人が書いたとおりです。氏名は伏せ、大学名と学部までを記載しています。
関西大学 ビジネスデータサイエンス・留学生
ぶつかった壁
「日本語の会議で、みんなの意見がよく分からなかった」
どう越えたか
「みんなに、発言を文字で書いてもらうようにしました」
佛教大学 社会学部・日本人学生
ぶつかった壁
「グループ内で意見が分かれたとき」
どう越えたか
「みんなの意見を30%ずつ取り入れて、足し算で100%にしようと考えました。全員の意見が入ったプレゼンテーションができたと感じています」
京都大学 法学部・日本人学生
ぶつかった壁
「そもそもの知識がなくて、出せる意見も、その元になる考えも出てきにくかった」
どう越えたか
「自分で情報を集め、周りの人の意見を聞いて取り入れました」
メンターを務めた企業の方の言葉(7名のメンターの振り返りより)
「学生の発想力と修正力に驚き、企業が平等なチャンスを提供する重要性を再認識しました。教える以上に得ることが多く、若い力に感銘を受けました。」
外食企業・メンター担当者
「メンバーは皆おとなしいのですが、4時間5時間と黙々とやり遂げる姿勢に、リスペクトの気持ちを持ちました。」
外食企業・メンター担当者
「面接の何分かでは分からない面も、ある程度の期間を一緒に行動することで見えてきます。採用担当の方ならなおさらです。」
外食企業・メンター担当者
メンターによる成果物の評価は5点満点で平均4.14。多くの方が週1〜2時間を学生との対話にあててくださいました。
このプログラムで育てた力
国籍も専門も違う7人前後のチームで、意見の割れた案を全員の案に組み直した。
言葉の壁を、書いてもらう・確認を重ねるという工夫で越えた。
最終発表に残れなかったチームが、その理由を自分の言葉で分析し、次の改善案まで書いた。
フードロスや体験価値といった外食産業の課題を、収益構造まで含めて事業として組み立てた。
募集の開始は公式LINEでお知らせします。学校・企業の方は、このプログラムへの協力・協賛についてご相談ください。